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anyenvとnodenvを使ったNode.jsの環境構築
作成日:
2021/03/20
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nodenvとは
プロジェクト(ディレクトリ)ごとに、Node.jsのバージョンを管理することができるバージョン管理ツールのこと。
なぜnodenvを使用するのか?
仮に、nodenv
を使用せずに、あるプロジェクトAのためにNodeのv7系を固定でインストールすると、別のプロジェクトBにおいてv8系を使用する必要があった際にはNodeのアップデートが必要となってしまう。
nodenv
を使用したバージョン管理をしていると、上記のようなプロジェクトごとに異なるバージョンを使用する際の手間をなくすことができる。
anyenvのインストール
以下のコマンドを実行しanyenv
をインストールする
% brew install anyenv
nodenvをインストールする前にanyenvの初期化
% anyenv install --init
... Do you want to checkout ? [y/N]: y <- yと答える
remote: Total 62 (delta 1), reused 1 (delta 0), pack-reused 57
Unpacking objects: 100% (62/62), done.
Completed!
nodenvのインストール
% anyenv install nodenv
...
Resolving deltas: 100% (76/76), done.
~
Install nodenv succeeded!
Please reload your profile (exec $SHELL -l) or open a new session.
以下のコマンドも続けて実行
% exec $SHELL -l
インストール可能なバージョンを以下コマンドの実行結果から確認
% nodenv install -l
0.1.14
0.1.15
...
...
※ nodenv
コマンドの実行に失敗した時の対処方
.zshrc ファイルが未作成のため、nodenv
のパスが設定されていなく失敗する場合は、以下を行う
vi ~/.zshrc
を実行eval "$(anyenv init -)"
を書き込み保存する- 再度、
anyenv install nodenv
を実行する
Node.jsのインストール
以下のコマンドを実行しNode.jsをインストール
% nodenv install 12.20.0
インストール済みのバージョンは以下のコマンドから確認
% nodenv whence npm
12.20.0
グローバルのNode.jsのバージョンを指定
以下のコマンドで、インストール済の12.20.0
をグローバルなバージョンとして指定
% nodenv global 12.20.0
動作確認
% node -v
v12.20.0
参考記事
engineer/JavaScript/TypeScript/Vue/Nuxt🦒