1分1秒をどうやって捻出するか、特にここ20年ほど毎日苦心しており、信号が青になった瞬間の0.1秒反応のシグナルスタート、料理が終わった瞬間に皿洗いも終える工夫、競歩並の早歩きは普段からやっていますが(オフィス勤務時などはびっくりされます)、なんといってもパーソナルコンピューターなのにパーソナルに脳に文字を描いた瞬間にResultとしてその瞬間に具現化されないのが非常にもどかしい。
2022年にもなって、まだデバイス/ワークフローとして戦時中スタイルのタイピストからのアップデートはしていない。
2年ほど前からキーボード自体をやめて他の手段は無いか、と模索しており、ハンドトラッキングなども夜な夜な研究したりしてきました。
簡単なセンサーをつければ手指の動きはトラッキング出来、基本的なJavaScriptで返せるところまで掴めており、実用に至りませんでしたが、これはこれでどこかでまた活かせるかもしれませんhttps://youtu.be/TZ14tiPB020
オリイ研究所のアイトラッキングの社会実装は最高ですね https://orihime.orylab.com/eye/
ファクトベースでいけばパーソナルコンピューター時代の終幕まではまだ数年あるだろうし、しばらくはタイピスト的な作業も抱き合わせで続くでしょう。
人体自体の頑張りはエンジニア/インターフェースデザイナーとしては少し悪手ですが、いたしかたがない、パーソナルコンピューター10年やって思ったより脳内表示と結果の結びつきが早くならなかったのなら強制力を課すしかないです。シンプルに修行です。
目でチラチラとキーボードを見てしまうのが実装速度の低下原因であれば、原因を無くせば良い。漆黒の世界へおこしやす。
「ブラックアウトステッカー」 https://shrtm.nu/4sRm
これで何一つ見えなくなりました。
見ても何も無いのだから、もくもくと手探りで打つしか無い。
救済処置として、よく見ればアルファベットビスケットのように、なんとなくその文字を想起できる切り抜きにデザインされており、なかなか思った文字が打てない時はシールのくぼみを見るようにしています。
更に救済処置として、カンニング用に元々の配列の一覧カードも付いています。日本語配列もあります。
現時点のMac-M1のキーボードは直ぐにテカリが入ってしまうので、見ため的にもちょうどよかったです。
ちなみに昨今「ブラインドタッチ」は少し差別用語になるのでは?という風潮ですので、「タッチメソッド」か「タッチタイピング」が社会的には良いようです。
あともしGitの主ブランチが「master」になっていたら、これは奴隷を支配する意味になると現在世界的に指摘されており、ナウでヤングなエンジニアであれば必ず「main」にしましょう。