🐣 UML図の学習 - ユースケース図 -
作成日: 2021/07/14
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注意)このTicketはあくまで自分用のメモ。厳密な定義などは参考サイトを参照のこと

ユースケース図とは

システムを外から見たときの図(参考サイト2より引用)

ユーザーの視点でシステムの利用例を表現する図解術(参考サイト3より引用)

「誰が、何をできるのか」と「システムの境界」をシンプルに書いたもの(参考サイト3より引用)

利用シーン

要求定義フェーズで主に使われる(参考サイト3より引用)

メリット

1.顧客の要求を明確化できる
2.システムの範囲(できること・できないこと)を明確化できる(参考サイト3より引用)

ユースケース図の基本ルール

参考サイト3を参照、分かりやすい。

補足

ユースケースの書き方

アクターに価値を提供する単位である(参考サイト1より引用)

ユースケースに細かいシステムの利用例を書いていくのではなく、アクターに価値を提供する固まりで記述する。固まりなので、そのユースケースの中には詳細な処理の流れがあったりする。それは別途他の図で表現する。

包含(Include)の書き方

<<include>>
A----------->B
・AはBの一部
・AはBに含まれている
つまり、A∈B

include:必ず行う(参考サイト2よりまとめ)

AはBに含まれているため必ず行う

拡張(Extend)の書き方

<<extend>>
A----------->B
・Aを拡張したものがB

extend:条件があったときだけ行う(参考サイト2よりまとめ)

Aの処理で条件があったときにBを行う

ユースケース図を書くときのポイント

参考サイト3の内容を下記にまとめる

  1. ユーザー視点で書く(開発者向けのものではない)
  2. シンプルに書く(分岐条件やシステム内部のロジックは書かない)
  3. 機能分割しない(詳細な機能を表現するものではないため)
  4. ユースケースの粒度を統一する(重要なのは、顧客が理解でき、かつ顧客の要求を明確にできる粒度で書くこと)
  5. 表現を統一する(日本語の表記を統一する)
  6. ユースケース記述も一緒に作成する(誤解を生まないようにするため)

ユースケース図の書き方

参考サイト3の内容を下記にまとめる

  1. アクターを洗い出す
  2. アクター別のユースケースを洗い出す(○○を○○するという構文でドンドン書き出していく)
  3. ユースケース図の構成と粒度を決める
  4. ユースケース図に落とし込む
  5. ユースケース記述を作成する
    下記項目で記述する。
    ・ユースケース名
    ・概要
    ・アクター
    ・事前条件
    ・トリガー
    ・基本フロー
    ・備考

参考サイト

  1. youtube:【UML】ユースケース図
  2. youtube:OCUP2 ユースケース図
  3. 若手エンジニア必読!超絶分かるユースケース図-全知識と書き方5ステップ

フリーランスでpythonエンジニアとして働きたく勉強中。 前職は運用SEとセキュリティエンジニア。 開発は学校で学んだ経験と趣味でやっていた程度。一応前職でも業務の自動化のためにExcel VBAやセキュリティテスト用のWebサイトの開発やセキュリティテストツールの改良などで開発はやっていた。